愛と金
どうも、豚丼デスワーム。(変換ミスでデスワームになったけど面白いからそのまま行きます)
最近は寒波によって、所によりどっさり雪が降ったそうですが東京は積もりもしませんでした。自分はまだ少年心を忘れていないので、雪が積もるのを楽しみにしてましたが、積もりもしませんでした。くそぅ。
まァ雪に本気出されたら交通機関がバカになってしまうし、わりと大変なことになるのでご容赦してくれたのでしょう。397!
一方その頃自分は、自粛要請くんが出されたおかげで絶賛ニート満喫中です。金も貯金も無いため、家でNetflix永遠とみてます。超楽しい。
しかし、働けないとなるとお金が溜まりません。折角今年の目標として貯金を始めようとしたのに台無しです。
貯金して京都に旅行したかった人生でした…。あと普通に貯めておかなければ今後の人生めちゃくちゃ苦労します。確定演出、当り演出まで出てます。
理由は簡単です。
大学に通っているからです。
順を追ってお話します……大変ちゃらんぽらんな奴が今までどれだけクソみたいに生きてきたかがよく分かると思います。しかし、優しい目で……読んでください……(瀕死)
自分は小学生の時、私立に行くために中学受験をしました。当時の成績はまァ普通。算数は苦手でしたが、本は読むので国語はできるし、運動神経は悪いけれど、美術はできる。まじで普通。しかし、性格的にリーダーシップを取りたがり、男勝りだったので色々やらかしました。
(母が当時の担任に、「出る杭は打たれる、ですが打たれても大丈夫な子です。」と言われたと未だに言ってきます。わんぱくすぎだろ。)
色々やらかした結果、そんなわんぱく黒歴史を引っ提げて地元の中学に通うのは嫌でしたし、何より私立に行っておけばこの先やりたい事ができた時に、実現しやすいかな〜はははぐらいの軽さで受験を始めました。ガチでテキトーだったので授業は聞かないし、宿題もやらないと怒られる先生以外のはやりませんでした。ホントにクズ。
とりあえず、そんなわけで中高は私立に通っていたのですが、マジでのらりくらりと何も考えずに勉強もせず無駄に高い授業料だけを親に払わせて生きてきたのです。
おかげで大学受験で岐路に立たされてしまいました。やりたい事も見つからないし、勉強も出来ない。それに今までの自分の授業料で家にお金が無い。妹はお金が無いので地元の中高に通ってもらう始末。妹本人は別に勉強が好きじゃないので私立に通わなくていいと言ってましたが、申し訳なさがすごい。
ここで発生する問題は、大学に通うか通わないか問題です。
お金が無いので高校を卒業して働くか、借金をしてでも大学に通うか。
しかし、自分の今までの履歴を見ると、中高私立に通っていたにも関わらず突然就職。私立であるが為に、周りはほぼ大学に進学します。
こんな異例あるものか……?
しかも大学に通って就職する場合と、高卒で就職する場合だと給料が違う。
家に金がないのなら尚更大学に行くべきですが、そのための金がない。
さらに大きな問題は、大学に行ってやりたい事がない。
「借金してまで大学に行って、自分は〇〇になりたいんだ!」
何てものは微塵もない。毛程もない。ガチでない。もうこの時点で家に金がない為、父親が何処かで金を借りてるかも、という母の杞憂を聞いてましたし、妹が控えているのもわかってました。
その結果、大変ちゃらんぽらんな奴がそんな簡単には変われませんでした。
借金、つまり奨学金を借りる事を条件に大学に通いました。中高の時と何も変わりません。大学でやりたい事ぐらい見つかるだろ、と。
何故この話をしたのかと言うと、奨学金の継続手続きをしたからです。卒業後に返す額は400万。完全返済まで約18年かかり、少しでも滞れば自己破産。何も出来ません。
馬鹿だなとは思います。大学入りたての頃に、勉強や授業をサボりすぎて進級が危ぶまれた際に、真面目に勉強し始めたら思ったより楽しい。しかし、それに気がついた頃にはもう資格を取ろうにも大学院に進もうにも厳しすぎる3年生になってました。
それに、大学院に進もうにも、やはり金がありません。やっと見つかったやりたい事は今までの不精と金のせいで成し得る事はもうありません。
そして卒業後約18年も借金を抱えて生きる事になります。もしこの先恋人が出来て、結婚する際に「自分、借金があって……」なんて言える訳が無いのです。自分の借金ならず、もしかしたら親も借金があるかもしれないというのに。
そんな事ない!それでもいい!と言ってくれる人はこの世にどれだけいるのでしょう。
逆に自分で考えてみてください。愛する人が多額の借金を抱えている。生活が苦しくなるのは目に見えてわかるはず。そんな人と結婚するなんて不安すぎますし、それを聞いた自分の両親は考えを改めさせようとするに決まってます。「そんな人と結婚するの!?」ってなるのは必須。だって子供が借金まみれの人と結婚するなんて。もし自分たちにも火の粉が降り掛かったら嫌ですものね。そりゃ止めます。
よく自分は死ぬまで1人で生きるんだろうな、と呟きますが、この事実を踏まえるとマジなんですよ。
自分は永遠に孤独を生きる事が中学受験をした時から決まってしまったのです。
「愛は金で買えない」とよく聞きますが「金で買えないものはない」のです。
恋人の誕生日や記念日にいくら頑張って手作りのプレゼントを作って贈ろうとも、高級なアクセサリーや高級な食事、ブランド物を貰う喜びにはきっと勝てないのです。
建前でそんな事ないと言う人もいると思いますが、今やSNSが蔓延る時代。他の友人のカップルが自分より盛大に記念日などを祝われてたら複雑な気持ちになるでしょう。隣の芝生は青く見えますもの。
もちろん、金が全てとは言いません。建前ですが。
世の中の全てが金で回っている限り、愛も金に左右されてしまうのです。
愛は金で買えない!なんてもう時代遅れなのです。ロマンもへったくれもありません。
こんなちゃらんぽらんで借金まみれ、個性も無く、秀でて出来ることも無い。顔も見た目も体型も平凡以外。この先1人で生き、1人で死ぬには丁度いい人間で良かった事が唯一の救いであり、呪縛です。
友達の中には「大丈夫、そんな事ない」と言ってくれる人もいます。でもよくある「そん待ち」では無く、事実なんです。それがちょっと心苦しい。
個性があり、秀でて出来ることもあり、整形したり、痩せたり、収入の良い会社に就職したとしても。金が全てを無に帰してしまうのです。借金という重荷がある為に、自分は1人で死ぬのを今か今かと待つしかないのです。
きっとみんなは愛も金も大事に愛して生けると思います。
でもこんな事なら地球がコロッと滅んでしまえば借金もクソもねーのにな!
なんて言ってる時点で一生泥水を啜って地べたを這いずってるのが確定してますね。てへぺろ
出来ることは出来るうちに。
やりたい事はやれるうちに。
みなさんも金回りには気をつけて、歳を重ねてくださいね。
という訳で今回はこの辺で。
ご高覧ありがとうございました。
今回のエンディングテーマ:つまんなくなってしまった/真島ゆろ
(気持ち的には)